お気に入りの本

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読んだ時期


2021

1「マシューの見てきた世界」Matthew Chozick
<キーワード>エッセイ 日本在住アメリカ人 好奇心 ユーモア
<あらすじ>日本在住アメリカ人のマシューが語る、日本の話、アメリカの話。
<感想>p100から始まる「死」についてのエッセイが印象に残りました。人々がどうやって人生に意味を見出すか、マシューはどう考えているか。ユーモアを交えながら真面目に話すところが気に入りました。

2「きみがぼくを見つけた日」Audrey Niffenegger
<キーワード>タイムスリップ 恋愛
<あらすじ>愛する人は未来からやってきた。やがてくる別れを知っていた―。初めての出会いはクレア6歳、ヘンリー36歳。未来から来たヘンリーが、突然クレアの前に姿を現わした
<感想>
・心理描写がリアルで、登場人物が実在しているかのように感じます。
・悲しい結末が分かっていても読んでしまう。読後は切ない気持ちになります。

3「十二本の毒矢」Jeffrey Archer
<キーワード>短編小説 イギリス
<あらすじ>技巧を凝らしたおちのあるもの、さりげない筆致でしみじみとした読後感を抱かせるものと、さまざまなタイプをイギリスの伝統的な短編小説の手法で語る
<感想>
・どの短編も最後はハッと驚きます。
・「パーフェクト・ジェントルマン」ボードゲームの一流プレイヤーだった男は、なぜ格下の相手に負けたのか。男の謙虚さに感じ入りました。

4「十四の嘘と真実」Jeffrey Archer
<キーワード>短編小説 イギリス
<あらすじ>14編のうち9編は事実に基づく。読む者を手玉に取り、トコトン楽しませる、天性のストーリーテラーによる短編集。
<感想>
・「終盤戦」親戚のうち遺産相続にふさわしい者を見極めるため、男は破産を装う。ストーリーが巧み。短編なのに映画を見ているよう。

5「コスモポリタンズ」Somerset Maugham
<キーワード>短編 世界旅
<あらすじ>舞台は、ヨーロッパ、アジアの両大陸から南島、横浜、神戸まで―。故国を去って異郷に住む“国際人”の日常にひそむ事件のかずかず30篇。
<感想>
・どの短編もモーム自身が語り手です。彼は物語を通して、人間の不合理を面白おかしく伝えています。彼は人間を愛していたのでしょうね。
・気に入った文章→「時間の浪費

6「モーム短編集(上)」Somerset Maugham
<キーワード>人間とは
<あらすじ>長篇小説「人間の絆」「月と六ペンス」の作家サマセット・モーム(1874-1965)は、鋭い人間描写で読者を魅了する短篇小説を数多く残している。
<感想>
・「手紙」貞淑な女性レズリーはハモンドを射殺した。正当防衛で無罪になるはずだったが・・・。人間のなかに眠る狂気を見ました。「この人は人間ではなく般若ではないか」という瞬間、私も見たことがあります。ゾッとするお話です。

7「柔道部物語10・11」小林まこと
<キーワード>高校柔道部
<あらすじ>岬商業高校に進学した三五十五は、ふとしたことがきっかけで柔道部に入部する。三五は背負い投げを武器に、全国大会をめざす。
<感想>
・小学生のときに祖父の家で何度も読みましたが、結末を知りませんでした。スポーツ漫画はバカにできません。面白かったです。

8「月と六ペンス」Somerset Maugham
<キーワード>芸術 ゴーギャン 浮世離れ
<あらすじ>美に取り憑かれた画家の生涯
<感想>画家ゴーギャンをモデルにした作品なのですが、彼より脇役のほうが読みどころ。特にダーク・ストルーブ。善良だが滑稽でみんなの笑いもの、優れた審美眼をもっているが芸術家としては凡庸。いつも貧乏くじを引く彼は、人間っぽくて親しみを感じます。

9「モーム短編集(下)」Somerset Maugham
<キーワード>人間とは
<感想>「サナトリウム」結核を患う人が集まる療養所。彼らの人間模様を描く。
・人々が死を目の前にして、それぞれどんな態度をとるのか、興味深く読みました。

10「お菓子とビール」Somerset Maugham
<キーワード>小説 英国 回想
<あらすじ>語り手の頭に蘇る、作家とその最初の妻と過ごした日々の楽しい思い出……。
<感想>回想部分は読み応えがあります。

11「英語の発想がよくわかる表現50」行方昭夫
<キーワード>岩波ジュニア新書 
<あらすじ>わかっているようで、実は英語学習のつまずきにもなるポイントを、楽しいエピソードをまじえながら解説
<感想>高校で習った文法がより深く理解できます。

12「監督不行届」安野モヨコ
<キーワード>漫画 コメディ
<あらすじ>漫画家・安野モヨコと夫・庵野秀明のオタクな日常を赤裸々に描く。
<感想>
・「シュガシュガルーン」の安野モヨコが「エヴァンゲリオン」の庵野監督と結婚していたなんて。
・庵野さんによるあとがきは感動します。

13「聖火」Somerset Maugham
<キーワード>戯曲 家族 推理仕立て
<あらすじ>第一次大戦後の英国上流家庭。事故で半身不随となった長男が、ある朝、謎の死を遂げる。他殺か、自殺か。動機、方法は?
<感想>
・家族は温かい面だけではない。緊張感のある作品。アガサ・クリスティの「オリエント急行殺人事件」や「春にして君を離れ」を思わせます。

14「フレデリック夫人」Somerset Maugham
<キーワード>戯曲 コメディ
<あらすじ>フレデリック夫人はアイルランド人の未亡人で、深刻な借金を抱えている。まわりには様々な思惑をもった男性たち。崖っぷちの彼女が繰り広げるコメディ。
<感想>
・フレデリック夫人は危機にあっても冷静。戦略的ではないのにうまくその場を切り抜けるカリスマ的な女性です。憧れます。
・彼女の魅力にあてられた男性たちは、見ていて可笑しいです。

15「モーパッサン短篇選」Guy de Maupassant
<キーワード>フランス
<あらすじ>モーパッサン(1850-1893)は19世紀フランス文学を代表する短編小説の名手。300篇以上にも及ぶ短篇作品のなかから15篇を収録。
<感想>
・読んだあとに、少し悲しい感じが胸に残ります。

16「嘘ばっかり」Jeffrey Archer
<キーワード>短編小説
<あらすじ>・「だれが町長を殺したか?」町長殺害事件を捜査する刑事の前に現れたのは、犯行を自白する51人もの町民だった。
<感想>
・舞台はイタリアの田舎町。風景や村民の描写がうまい。ストーリーも巧みで気づかないうちに騙されていました。
・付録「次作についてのお知らせ」もおすすめ。

17「15のわけあり小説」Jeffrey Archer
<キーワード>短編小説
<あらすじ>「メンバーズ・オンリー」伝統あるゴルフ・クラブの正会員を目指す男の人生
<感想>
・勇敢で責任感の強い主人公が好きになりました。
・ジャージー島の描写も気に入っています。作者は世界中を旅しているに違いありません。アイルランド、フランス、イタリア、アメリカ、インド、どこも魅力的に浮かび上がってきます。